竹腰永井建設では永井旅館とともに、毎年夏休みに地元の中学生を受け入れ、
職業体験の場を設けています。
中学生だけでなく、不登校の子どもたちを教育相談室から受け入れたこともあります。
竹腰永井建設では永井旅館とともに、毎年夏休みに地元の中学生を受け入れ、
職業体験の場を設けています。
中学生だけでなく、不登校の子どもたちを教育相談室から受け入れたこともあります。
教育相談室からのお礼状 |
「職業体験・白山登山道整備を手伝いながら」
10月半ば、白峰村において通室生男子3名と共に、白山登山道の整備を地元の建設業の人たちと行うことが出来た。2週間ほど前にやすらぎの行事として行った白山登山の際、紹介された職業体験であった。登山道を整備している若者の中には、高校を中退した者や大学在学中の者が何人もいた。聞いたところによると南竜山荘に泊まりながら仕事をしているという。夜はテレビもなく携帯電話の電波も届かないところで星空だけが広がっているそうだ。それでも働いている者たちからは、便利な者がナニもないがここに来てよかったという声を聞くという。職場体験当日の作業は、1m四方の鉄ワクの中に、採石された重さ5キロ程度の石を平面的に30コ程度はめ込み、コンクリートで固める作業である。うまくはめ込むために石を削ったりするし、1つ完成するのに手慣れた人で4時間はかかるという。作業員からアドバイスを受けながら精力的に黙々と作業している通室生の姿がとても印象的であった。一生懸命取り組んで出来上がった作業作品?が白山登山道に残り、登山する人のために役立つのでは、と思うだけで胸が熱くなりとても嬉しくなってしまうのは私だけではなかったように思う。作業が終わった後には腕や腰に心地よい張りが残り、とても充実した時間を過ごすことが出来た。職場体験として対応していただいた関係者にはとても感謝している。ありがとうございました。
看板づくり。自然のおそろしさを再確認し、登山の注意を呼びかける内容になっています。